工学実験2 2024.9 (土屋関係分)
- 2023年度までは、長谷川先生に総監督をお願いしていました。
- 4Fの認知モデリング実験室に集まりながら、いろいろやっています。
- 数名で組んで進めていくことが前提。
- 最初のテーマやネタは大まかでよい。下にあげるIT雑誌やネットをみながら、ベースとなるプロダクトの製作を考えてみること。
- それをベースにして、拡張していく、という計画を作ってください。もちろん、学術論文を利用してもよいけれど、いろいろなIT技術、ソフトウェア、ガジェットなどで遊んでもらってよい授業です。
2023年度の製作事例
(A) M5 STICK と CORE
学生の作品の写真がなくて残念。2種類のデバイス接続、実行
- M5 Stick C plus
- JoyC (Joyスティック)、Rover C を、Blutooth接続
- Core
- セルフバランスロボット K014-E
(B) Microbit ロボット
- コントローラと、ロボット
- 右、左といった定性的な表現による簡単なプログラミングのほか、もう少しセンサー情報(値)を利用したプログラミングも可能
(C) UnityとMetaQuest2を用いた仮想中京大学
- Meta Quest2のUnity プログラミング
- Unityで、大学校舎外観のモデリング。学校内を仮想的に体験散策できるように、というシステム
2022年度の製作事例
(A) ドローン (Tello EDU)
- 複数台の編隊飛行 (Wifiルータへの接続、PCからコントロール。Pythonによる実装) デモ
(B) Lego マインドストーム EV3
- コマンド送信 ロボット剣士 2台のミニサッカー (Linux + Pythonで実装)

- 自走しつつ、コマンド受信によるコントロールもうけるロボット剣士
(C) ルンバ
- ルンバを、Raspberry Piからコントロール。ROS(ロボット用OS)を、Raspberri Piにインストール、ルンバをデバイスとして接続させたい!
- 接続だけしたところ。動かなくて残念。
以下、2022年度までの製作事例
Raspberry Pi 中心のもの
- ラズパイマガジン、日経ソフトウェア、Interfaceなどを参考に。
- Rasperry PIにLINUXをインストールし、目的にあわせて拡張していく
- ネットの情報もたくさん。
- 感圧センサー(押す)と メロディー (音) を用いた装置 (2021)
- キーボードを作りたかったのだけど、センサーのコントールがなかなか難しく
- 入力: 感圧センサー (押し下げされたかどうか)
- 出力: ブザー、LED
- 電子タイマー

- google voice kit と GPIOを使ったLED点灯 (2020) デモmp4 (音が出ます)
- 就職インタビューにありそうな質問について、音声による返答を (A) 音声認識、 (B) 言語処理APIの利用
- 返答に関する統計情報 (平均文長、語彙数ほか)
- 評価に応じて、LEDを使ってフィードバック
- Voicekit からの音声認識にはGoogle API、そのほか言語処理APIを利用
- Rasperry Pi の カメラ と、google voice kit (2019)
- 10名程度が一斉に提示するA, B, Cのカード画像の認識と計数、音でも結果を出力
- A, B, Cの弁別には、Microsoft Azure の画像認識 API利用
- 普通、顔のそばにカードを提示するので、画像から人の顔付近を切り出して、そこから、近くにある文字を認識する、という作戦のよう。
- Raspberry Pi カメラの画像処理 (2019)
- 猫と人間の顔を弁別するプログラムを基に、指示に応じて、人か猫のプリントをカメラに提示する旗揚げゲームを作成
- タミヤのキットを利用した自走ロボット (2018)
- キャタピラつきのおもちゃ(モーター)に、Raspberry PIを接続、装着(工作)
- 赤外線センサーにより、衝突回避。電源も搭載。 言語はPythonとC

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- Raspbery Pi による監視カメラ (2017)
- 画像の変化をトリガーにして、スナップショット記録。Python。
- Raspberry PiをWebサーバー化、赤外線リモコンを接続 (2017)
- ウェブインターフェイスで、TV音源とチャンネルをリモート操作。Ruby
Lego マインドストーム EV3
- レゴ マインドストーム EV3 (PCからソフト転送、あるいは、LINUX OS。PythonかC。教材本もあり)
- 人工知能学会誌で書評のあった本 (2021)
- マインドストームは(意外と)高価
- 超音波センサ、色センサーで小さなボールの距離を測定。移動して、挟む (2021)
- トランプカードをシャッフルする。途中のカードの状態をフィードバックして、装置を自己調整させたい、という問題。 (2019)
- レゴブロックを使って、マインドストームを組み込んだ巨大なシャッフル装置を作成。
- 上部両サイドにトランプを2セットおくと、真ん中でシャッフルされて、下へスタック
- 色センサーを使った、ライントレース。Linux、Pythonでプログラミング (2016)
2021年度のマインドストーム設定
- EV3 本体用ソフトを新しくすると、本のとおりに動くよう。2021年度は、ソフトのダウンロードミスで7回損した。
- CF-S10 にドングルをつけて対応したけれど、新しいソフトを使えば問題なく、bluetooth接続するらしい。CF-S10用のドングルは、レゴの中に入れる。
micro:bit
- 2台の通信機能の利用
- 1台は、拡張キットを用いて車輪付きロボット
- もう1台は、ロボットのコントローラ
- コントローラで操作するロボットを使った迷路ゲームを作成。脱出操作のスピードを競う。
- 上達の様子を示す学習曲線(今回は脱出時間)が作れたら、とてもおもしろかった。
- 本体は安価だけど、拡張キットは高価。


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m5stack
- m5Stack、M5StickV (2019 長谷川先生提供)
- m5stackは、IoT開発用の高性能キット。いろいろな(ミニ)デバイスを拡張できる。
- m5stickVは、画像認識AIカメラ。
- 残念ながら、途中まで。 2019年は、まだ英語サイト中心の作業でした。
- 2020年の参考書 みんなのm5stack入門
このほか
- 毎年、没
- javascriptを使って、(体験型)心理学実験プログラム
- 最近は、いろいろなプラットフォームあり。英語だけど。。
- ルンバ プログラミング
- Google HOMEなどスマートスピーカと、IFFT (イフト)連携 音声でいろいろコントロール
- 安価のアイマークレコーダー(マウスの代わり) (探しておきます)
- 小ドローン テキスト