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概要 |
建立年月日:2011年6月23日
建立者:北海道沖縄会
規模:アーチ 高さ437㎝・厚さ68㎝・幅225㎝
碑板1 縦12㎝・横25㎝・厚さ0.3㎝
碑石 高さ70㎝・横幅220㎝・厚さ11.5㎝
台座一段目 高さ25㎝・横幅380㎝・奥行き180㎝
台座二段目 高さ39㎝・横幅220㎝・奥行き85㎝
台座三段目 高さ5㎝・横幅220㎝・奥行き100㎝
碑板2 縦39㎝・横50㎝・厚さ0.5㎝
芳名碑 高さ98㎝・横幅360.5㎝・奥行き76㎝・屋根幅5㎝
2022年7月17日調査 |
碑面 |
(碑石正面)沖縄戦戦没者慰霊碑
(碑石裏面)
太平洋戦争末期の沖縄戦は史上稀に見る激戦となりました。昭和二十年三月
二十六日の慶良間列島に次いで、四月一日に沖縄本島に上陸した五十四万の米
軍と十一万の日本軍との間で、住民を巻き込んだ熾烈な戦いが繰り広げられま
した。六月二十三日に日本軍の司令官が自決し、組織的戦闘は終わりましたが、
最後の日本軍守備隊が降伏文書に調印した九月七日まで、抗戦が続きました。
沖縄戦の全戦没者は二十四万人、日本人戦没者は二十二万六千人とされてい
ます。沖縄住民を除く日本人戦没者七万七千人のうち、都道府県別では、北海
道出身将兵が一万八百人と最も多かったのです。
昭和四十年九月に北海道沖縄会が、世界の恒久平和実現の願いを込め、北海
道出身の戦没者を祀るために、沖縄戦英霊記念の碑を札幌藻岩山麓の市有地に
建立しました。
以来半世紀近くが経ち、札幌護国神社の彰徳苑に移転・新築することになり
ました。新たな慰霊碑の基壇には、元の碑に埋め込んであった沖縄の小石を移
し、五十四枚の御影石に、沖縄戦戦没者の名前を出身地ごとに刻銘いたしまし
た。
平成二十三年六月二十三日 建立
北海道沖縄会
七色に 彩り変わる 沖縄の
海見ゆる山に 君は果てしと
黒田せい
(碑板1) 平成二十三年六月二十三日竣工
建立:北海道沖縄会
設計:株式会社ドーコン
施行:岩田地域建設株式会社
(碑板2) 〔沖縄への方位図〕
(戦没者芳名碑)
1 沖縄戦戦没者名
石狩支庁 札幌市
青池清重 青海豊晴 青木太助 青木佑自 以下21名
阿部 実 阿部恭男 荒井寿文 荒川秀雄 荒木敏郎 以下25名
池端重雄 石岡隆 石川澄 石川猛 石川鶴夫 以下28名
猪俣勤 以下28名・荏原勤悟 以下28名・大矢一郎 以下28名
笠川治 以下28名・川越武 以下28名
木原茂 以下名28名×8行、谷野晃以下名28名×8行
(以上合計662名) |
所在地 |
北海道札幌市中央区南15条西5丁目1-3 札幌護国神社彰徳苑 |
地図 |
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