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台湾TAIWAN 


基隆市二二八和平紀念碑

 写真   
 概要 建立年月日:2003年2月28日
  建立者:不明
   規模:未計測

2014年3月28日調査
 碑面 (台座碑文)
基隆市二二八和平紀念碑文

  太平洋戰爭結束,臺灣脱離殖民
地統治,國民政府接收臺灣,因治台
政策錯誤又逢當時首任臺灣省行政長
官陳儀剛愎自用不恤民情,加以官紀
敗壞特權橫行,導致產銷失調物價飛
漲,造成臺灣人民生活困苦,百姓怨
聲載道。
  一九四七年二月廿七日因台灣省
專賣局職員至台北市大稻埕査緝私煙
,蠻橫打傷女販,復又開槍射殺抗議
市民,次日二月廿八日民眾赴台灣省
行政長官公署請願又橫遭機槍掃射,
導致民眾蜂起抗爭蔓延全台,爆發
「二二八事件」。待三月八日國民政
府派二十一師抵台鎮壓,步槍及機槍
密集射撃民眾,街上空無一人,基隆
一片死寂。三月十日清晨,部隊在本
市港口各地進行掃蕩挨家挨戸搜査,
將毎戶壯丁強行押解離去。三月十一
日濫殺八堵火車站員工。且在基隆港
口碼頭、田寮港運河、社寮島、舊市
街元町派出所後面皆有眾多無辜民眾
慘遭殺害浮屍海中,為統治者濫殺基
隆市民的殘忍事證。
  而今立碑中正公園高峰,面對浩
瀚太平洋,所代表的意義不僅表達我
們對受難者的追思悼念,也象徵著和
諧、公義、光明的來臨。期望台灣子
民能體認當年特殊時局,以寬諒平和
的心情來撫平歷史傷痛,共同創造更
美好的未來攜手前進。
    基隆市長  許財利
    基隆市二二八關懷協會 謹誌
   中華民國九十二年二月二十八日

(説明板)二二八和平紀念碑設計説明
   菁英鮮血的昇華
  以代表圓滿、和諧、圓融的「圓」的語
彙、解説二二八紀念碑之建碑意義:
  紀念碑及景觀均以「圓」為基型,構建
而成,其基本寓意為:
  一、黑色銅鑄圓座:
      表徵対受難者無限的追思、悼
    念、銘刻碑文誌記,述明立碑精神
    及意義。
  二、緩緩迴転融結向上的三股脈絡:
      自黑色圓座昇起的三股脈絡,
    代表二二八受難菁英鮮血昇華後的
    凝望。它不斷散發出光和熱,照亮
    社會心靈,重建光明的社會,作為
    人格復原的堅挺基石。期許在認識
    歷史真相後,走出陰影,懷抱寬容
    心,撫慰早逝的英靈、創造和諧、
    公義、團結的社會。



 (台座碑文)
    基隆市二二八和平紀念碑文
 太平洋戦争が終結し、台湾は植民地統治から離脱した。国民政府は、台湾を接収した。
治台政策の誤り、初代台湾省行政長官陳儀の民情を顧みない態度に加えて、官紀の腐敗、
特権の横行により、需給のバランスは崩れ、物価は高騰し、台湾人民の生活は困窮を極
め、怨嗟の声はいたるところにあふれた。
1947年2月27日、台湾省専売局職員が台北市大稲埕で闇煙草の取締を起こった際、
女販売人を殴打負傷させ、かつ抗議市民を射殺した。翌28日民衆は、台湾省行政長官
公署に請願デモを行うも機銃掃射に遭った。これを契機として、民衆の蜂起は、全島に
広がり、ここに「二二八事件」が発生した。3月8日、国民政府が鎮圧のために派遣し
た第二十一師団が基隆に上陸し、小銃と機銃で民衆を射撃し、多数の死傷者を出した。3
月10日の明け方、部隊は、本市各地で一軒一軒戸口捜査を行い、各戸の壮丁を強行的
に連行した。3月11日、八堵駅の駅職員を射殺した。そして基隆港の波止場、田寮港
の運河、社寮島、旧市街元町派出所の後ろの海面には惨殺された無辜の民衆の死体が漂
ったが、これは統治者が基隆市民を無差別的に殺害した証である。
今ここに中正公園の高峰に紀念碑を建てる。それは、浩瀚な太平洋に対面し、我々の
受難者に対する追悼の念を表すものであるだけではなく、調和、公正、光明の来臨を象
徴するものである。台湾人民が当時の特殊時局を体認し、寛恕、平和の心情をもってこ
の歴史の傷を慰め、よりよい未来へ向けてともに手を携えて進むことを期待する。
        基隆市長   許財利
        基隆市二二八関懐協会   謹誌
    中華民国92(2003)年2月28日
(説明板)
    二二八和平紀念碑設計説明
     エリートの鮮血の昇華
 円満、調和、円融などを含意する「円」をもって二二八紀念碑建碑の意義を解説する。
紀念碑および景観は、ひとしく「円」をもって基本型として構築されている。その寓意
は、次の二点である。
一、黒色鋳銅の円柱台座:
  受難者に対する無限の追想、哀悼を表す。台座には碑文を刻み建碑の精神と意義
  を記す。
二、ゆったりと回転、融合して昇っていく螺旋:
  円柱台座から昇っていく螺旋は、二二八受難エリートの鮮血が昇華したのちの思
  いを表す。それは不断に光と熱を発し、社会の心を照らして光輝く社会を再建し、
  人格を回復するための礎石である。そして歴史の真相を認識したうえで、陰影か
  ら抜けだし、寛容の心を持ち、早逝した英霊を慰め、調和・団結した、公正な社
  会を創造することを期すものである。
所在地 基隆市中正区寿山路 中正公園内
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