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広島HIROSHIMA 


戦士は眠りぬ(歩兵第十一聯隊霊光碑副碑)

 写真  
 概要 建立年月日:1981年5月9日
  建立者:不明
   規模:本体高さ58cm・横80cm・奥行き45.5cm
      台座高さ25cm・横90cm・奥行き60.5cm
2015年2月2日・2019年6月16日調査
歩兵第十一聯隊霊光碑の副碑である
 碑面 (碑表面)    戦士は眠りぬ
    歩兵第十一連隊は明治八年広島市に創設され、郷土出身の兵士を中核
   として明治、大正、昭和の三代にわたり累次の戦争に参加した
    その最期の舞台は、昭和十二年支那事変の勃発とともに出征し、中国、
   マレーシヤ、ニューギニヤの各地に転戦した征旅であったが、連隊はつ
   いに再び故山にまみえるいとまもなく昭和二十年八月太平洋戦争の終焉
   とともにシンガポールにおいて連隊将兵の万斛の涙のうちに連隊旗を奉
   焼してその七十年の歴史を閉じた、この間戦野に斃れ伏したるもの二千
   四百余名
    戦後三十数年を経て、ようやくにして老残を養うに至った生存者は、
   これら戦没者に対する哀惜の情もたし難く、遺族の悲願もこれに加えて、
   ついに慰霊塔の完成を見るに至った
    悠々たる歴史の歯車のうちに消え去ったこれら戦没者の犠牲が、いさ
   さかなりとも人類の未来に重みを加えんことを、
    今この地に無名の戦士は静かに眠る
         昭和五十六年五月九日
所在地 広島県広島市南区比治山公園 比治山陸軍墓地内
 地図  

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