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フランスFRANCE 


ユダヤ犠牲者慰霊碑
―ナチスの残酷さの犠牲となったユダヤ人殉教者を証言するモニュメント―


 写真  
 概要 建立年月日:不明
  建立者:不明
   規模:石像 高さ371㎝・横123㎝・奥行き123㎝
      石柱(左) 高さ330㎝(前部下38㎝)・横101㎝・奥行き110㎝
      石柱(右) 高さ330㎝(前部下38㎝)・横101㎝・奥行き110㎝
      石柱(中) 高さ360㎝
      土盛 高さ113㎝

2019年7月29日調査
 碑面     (石柱左内面)                    
LE 20 AOUT 1941
5000 JUIF FURENT
ARRETES A PARIS
ET RASSEMBLES
EN CE LIEU
INAUGURANT
LE CAMPS DE DRANCY
ANTICHAMBRE
DES CAMPS DE LA
MORT

PRES DE
100 000 JUIFS
HOMME FEMME
ENFANTS VIEILLARDS
Y FURENT
INTERNES
AVANT LEUR
DEPORTATION
POUR LA PLUPART
A AUSCHWITZ

1518 SEULEMENT SONT
REVENUS
256 FURENT FUSILLES
COMME OTAGES

(石柱右内面)                
CE MONUMENT
TEMOIGNE
DES MARTYRS
JUIFS DE FRANCE
VICTIMES DE LA
BARBARIE NAZIE

PASSANT
RECUEILLE TOI
ET N’OUBLIE PAS

REGARDEZ ET VOYEZ
S’IL EST UNE DOULEUR
COMPARABLE A MA
DOULEUR
LAMENTATION 1 12
 碑面簡訳 (石柱左)
1941年8月20日、5000のユダヤ人がパリで逮捕されこの場所に集められ収容された。
(ナチスによるユダヤ人の)絶滅収容所の待合室、ドランシー収容所の幕が開けられた。
100,000人ほどのユダヤ人の、男性・女性・子供・老人が、強制収容所、ほとんどの場合がアウシュビッツに送られる前にここに収容された。
彼らの中で、たった1518人しか生還しなかった。256人は、人質として銃殺された。

(石柱右)
このモニュメントは、ナチスの残酷さの被害者、フランスのユダヤ人殉教者たちの証言をする。
思いを凝らし、そして忘れないでいて。
見て、そして考えて。それは、私の苦しみと比較できる苦しみかどうかを。
嘆きの声 1 12
所在地 フランス イル=ド=フランス地域圏セーヌ=サン=ド県ドランシー市 ドランシー通過収容所跡
 地図  


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