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イタリアITALY 


カルピ市におけるパルチザン運動顕彰碑

 写真  
 概要 建立年月日:不明
  建立者:不明
   規模:本体  高さ202 ㎝・横534 ㎝・厚さ73 ㎝
      碑石  縦150 ㎝・横95 ㎝・深さ1 ㎝
      花瓶入 縦69 ㎝・横69.5 ㎝・深さ70.5 ㎝

2020年2月16日調査
碑面  DA QUESTA FOSSA CHE SI SAZIO DI INNOCENTI
DA QUESTA PIAZZE CHE INORRIDIRONO
SOTTO L'OMBRA DEI CAPESTRI
DA QUESTE TERRE GENEROSE ONDE BALZARONO
EROICHE BANDE DI POPOLO
A VOLGERE IN FUGA GLI ESERCITE DELLA BARBARIE
DALLE SQUALLIDE TOMBE DI CEFALONIA
DALLE CENERI DEI CAMPI DI STERMINIO
SALE DA CENTO VOCI UNA VOCE SOLA
NON DI ODIO MA DI REDENZIONE

IL MUNICIPIO DI CARPI
CAMPO GLORIOSO DI GUERRA PARTIGIANA
NEL DECIMO ANNIVERSARIO DELLA LIBERAZIONE
RACCOGLIE QUESTA VOCE
E LA CONSACRA ALL'AVVENIRE
PERCHÉ INTENDARO I FIGLI DEI FIGLI
QUALE ANELITO DI SPERANZA
LO STESSO CHE ANIMÓ CIRO MENOTTI
É RACCHIUSO IN QUESTO VOTO
ASSICURARE PER SEMPRE ALLA PATRIA
LIBERTÁ INDIPENDENZA GIUSTIZIA

QUANDO IL VOTO SARA COMPIUTO
FOSSOLI ARA DI MARTIRI
FIAMMEGGERÁ NEI SECOLI
AURORA DI UN MONDO MIGLIORE
LIBERO, LABORIOSO, PACIPICATO
 碑面簡訳 無実の人々の屍で満たされたこの墓穴から
絞首台の影の下恐れおののいているあれらの広場から
人民の雄々しき集団が、敗走する野蛮な軍隊を追いかけながら躍動している肥沃な大地の数々から
ケファロニアの薄暗い墳墓から
強制収容所の死の灰から
それらの場所から湧き出す多くの声がある。
ただし、本当の意味で立ちのぼってくる声はただひとつである。
それは怒りの声ではなく、贖罪の声。

カルピ市、そこはパルチザン戦の栄えある舞台であったが、都市解放10周年を記念し
てそれらの声を集め、未来へ向け、それを聖なるものに変えていくことにした。
我々の子供たち、さらにその子供たちが希望を渇望するため息の意味を理解できるよう、各々があのチーロ・メノッティの魂を駆り立てていく。
祖国に永遠の自由・独立・正義を保障するもの
それはまさにこの誓いの中に凝縮されている。
その誓いが成就するとき、殉死者の生け贄台であるフォッソリは、幾世紀に亘り
よりすばらしく自由で勤勉で平和な世界の夜明けの炎を灯し続けることになろう。

※ チーロ・メノッティ
イタリアの愛国主義者1798 年カルピ近郊のミリアリーナ出身
カルボナリ党:モデナ市のオーストリア支配からの解放運動の一員で、その後、オーストリア政府により拘束され、1831 年絞首刑に処せられた。
所在地 イタリア エミリア=ロマーニャ州 モデナ県 フォッソリ・カルピ グリッリ通りとレメジナ・エステルナ通り交差点付近
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