人々はとても神経質になり、電力、暖房、金、自由、未来への自信、まあ…正直に言えば、よい医療、そういったものが圧倒的に不足しています。計画的な手術は難しくなっています。

　クレメンチューク州の女性の話をします。彼女はキエフで出産して、出産後7日目に子供を孤児院に出すと決めました。家賃を払いながら子供の世話をするのが難しかったのです。私たちは彼女の状況にたくさんの人を拘わらせました。女性は子供を自分で育てるようにしました。でもなぜ国家がこのような国民を無視しているか、わかりません。戦場から避難した産婦に家賃くらいは補償すべきです。捨て子は非常に増えたと思います。

2）日常生活における諸問題とその解決法

停電とネットがつながらないことが一番の問題です。通常通りに仕事もできず、ネットがつながらない時には情報へのアクセスもできません。子供たちは国営の幼稚園に行くことは不可能なのですが、私営の方は値段が高く、戦争時には大変です。地方ではキエフからの国内避難民としては幼稚園に入ることができず、待機児童が多かったです。今キエフには戻りましたがここでも同じ問題です。爆弾シェルターのある幼稚園は少なく、そうしたシェルターのある幼稚園は入園するのに待ち期間が長いのです。

3）国家による支援（プラスな点、マイナスな点）

　どう言えばいいのでしょうか。おそらく一度、私は一時避難所に行ったことがあります。一歳児のためにお湯をもらいました。その時はとても助かりました。

4）あなた自身、周りの人を手伝ったり手助けしたりするかどうか？
　（手伝うなら、どういうふうに。手伝わないなら、なぜ）
　アメリカに友達がいて、彼女はお金や服を集めており、私たちは定期的に老人ホームの手伝いをしています（戦争のせいで彼らは金銭支援者を失ったにもかかわらず、ブチャからの国内避難民を受け入れています）。大変な被害を受けた地域に行き、物資や薬品を配っています（カハルリーク市のキリスト教徒団体と一緒に）。時々 save.ua での支援申込を受けて、実際に助けの必要な人の手伝いをするよう努めています（そのことについては直接会って、決めています）。