こんにちは、私はチャプリーガのチャットからです（笑）。

「1）戦争時の人間関係（悲しいことと喜ばしいこと）

2）日常生活における諸問題とその解決法

3）国家による支援（プラスな点、マイナスな点）

4）あなた自身は周りの人を手伝ったり手助けしたりするかどうか？
　（手伝うなら、どういうふうに。手伝わないなら、なぜ）」

僕自身はハリコフ在住で、戦争が始まってから3週間のうちに都市から離れたことがあります。家族を都市から連れて出して、国外に送りましたから！その後は帰ってきました！

　それでは、質問への回答です––––

1．  僕は、多くの入居者がすでに退去したフルシチョフカ（1960年代のソ連で政府によって建設された集合住宅––––訳注）に住んでいます。残ったのはお年寄りの女性たちと僕のように家を離れたくなかった人々です。本格的な人間関係はほとんどないのですが、できるかぎり隣人たちの手伝いをします。何も持たずに家から逃げた人たちに、彼らの持ち物やペットを車で運んでいきます（ペットは特にかわいそうです）。友達も去ってしまいました（涙）。ボランティアの友達がいて、彼は支援物資をお年寄りたちと子供たち、貧困の人たちに届けます。僕は彼を時々手伝います！以上のことから、心の光が消えていない人がまだ多くいることを喜んでいます。悲しいのは、人々が憎しみと悪意の人質になってしまったことです。その理由は分かりますが、僕自身は「善が善をもたらし、憎しみが憎しみをもたらす」という意見です。恐ろしいことですね。だって、外から襲っている敵がなくなったら、憎しみが残り、それは周囲の人々に向かうでしょう。

2．  日常生活における問題はみんなと同じです––––電気、水、食料品！停電の時には全てが停止してしまうような印象ですが、電力技師のおかげでその期間は長くはないし、たやすく我慢できます！食料品関係では値段の高さが怖いです。僕一人ではそんなにお金がかかりませんが、家族となると、ある程度問題になってくるでしょう。食料品の値段と生活費が2倍高くなりましたが、所得は減りましたから！現時点ではなんとか大丈夫です。念のために水はバケツ二つに溜めましたし、パワーバンクの充電は満杯、懐中電灯を二つと車のバッテリーのためにインバーターも買いました！突破しますよ！

3．  国家の役割（笑笑）––––我々の国家はいつも自分と子供何世代かが働かずに住めるほど稼ぐことだけを目的にしていました（国家とは中高レベルの公務員だと僕は理解しています）。欠点は何倍にも増えた汚職です。あらゆるところからお金を稼ごうとしています––––支援物資、許可書、書類の発行などなんでもです！昔は気づかれにくいところから盗み取ろうとしていましたが、今はひどくてたまりません。あの人たちが支援物資を売ったり、栄養不良の貧困層や働くことができて働きたがっている人を使って、金持ちになろうとすることは、とても悲しいです！ひどすぎます！国家が自分の役割をまったく果たしておらず、多くの点で職責を放棄してしまいました！

4．  周りの人を手伝いますが、以前ほどではありません。なぜなら、手伝う必要が減ったからです！郊外に住む良い知り合い女性は田舎から野菜をもらっていましたが、それを人々に持っていくのに車がありません。僕には車がありますから（笑）、協力をし合いました！そんなに頻繁にではありませんでしたが（週に2回）、5つの家族の手助けをすることができました。チャプリーガや他に数人の知り合いが募金活動をする時にはできるかぎり寄付します。プリトゥーラなどのペテン師の募金活動には応じません。かれらは人から大事なお金を盗む偽善的泥棒連中ですから！

全体として、気落ちはしていないが、生活はより難しくなったと言いたいです！国家機関の活動や周りのとんでもない状況を見ていて、役人が市民のために勤めているのであって、逆ではないということに、人々が目覚めるまでには、国にさらにいったいどんなことが起こる必要があるのか知りたいです！

　でも、何がどうなっても信じていれば、耐えて、再建することができますよ（笑）。

ハリコフ人の僕からあなたに対し、ありがとう（笑笑）。