私が書くことは主観的かもしれません。

1．  私は喧嘩腰ではありませんので、周囲の人と問題はありません。ですが、私の周囲から判断しますと、戦争が始まってからはだれもが昔の争いを忘れて、団結し、今は自国をどう手助けでき、どうやって自分の存在権利を守れるか考えるべきだと決めたようです。唯一、今、気に入らないことは、キエフ市民は戦争を正しくなく体験しているとか、他の人たちほど大変じゃないという、一部の人々からの批判です。こうした理由で私はチェルニーヒヴ州在住の親戚とは交流を控えています。彼女の意見では、キエフの市民の苦しみは少なく、彼女らは大変で、キエフではみんな戦争を感じることなく気楽な生活を送っている、というのです。

2．  はい、実際、キエフでは日常生活上の問題はありません。市長はよく批判されていますが、公営事業はすばらしく進められています。砲火の後にはよく電力問題が起こります。特にマンションの高い階に住んでいる人は困っています。断水、停電、ネットがつながらない、暖房がないことに加えて、17－25階まで階段で上るしかないなどといった理由で、多くの人が都市を出ました。私は停電が怖くありません（電気と通信が24時間以上ない時は悲しくなりますが）。周辺には発電機のあるレストラン、喫茶店、銀行、歯科クリニックがあります。必要があれば、そういったところで充電ができます。私は食べ物にこだわりませんが、娘にはスープやピッツァを買ったりしました。多少高価ではありますが、子供にとって熱い食べ物は必要です。一時的避難所は批判されてはいますが、多くの人がそこで充電したり、熱湯をもらったりしていました。周辺にはたくさんの一時避難所が設置されています。私は利用したことがなく、利用する必要が出てこないように期待しています。またクリチコ（市長）が○○時までに暖房や水は復旧すると言うような時、それは実現されています。ですから、この点において私は市の公務員を信頼しています。何か大変なことが起こったら（月曜にそれが起こりそうだ、砲火があると言われています）、彼らが生じた問題をできるだけ早く解決すると信じています。これは問3への回答の一部です。

4. はい、私はできるかぎり周りの人を手助けします。最初は中央銀行が設置したウクライナ軍用の口座に寄付しました。その後はある特定の人とその下位区分に寄付しています。支援物資の募集にも少しばかり参加しました。私の両親はハリコフからの避難女性にアパートを夏場の3か月間使ってもらっていました。知らない女性に、無償で。親たちは私のところや別荘(ダーチャ)に住んでいました。一番言いたいのは––––私の仲間はこの戦争が起こると考えてはいたものの、起こると信じてはいませんでした。戦前、たくさんそのことについては話し、もし大侵攻が始まったりしたら、私たちウクライナは終わってしまう、という結論にいつも至っていました。だって、ウクライナ軍とロシア軍のポテンシャルは比べ物にならないことは明らかですから。つまり、私は自国が防衛能力があるなどと信じていませんでした。けれども、すべてが2月24－25日に変わりました。私は人々がいかに団結し、国民としていかなるスタンスを取ったかを目にしました。一人一人が自発的に国のためになんとかしようとし、自ら貢献しようとし、できるかぎり頑張りました（だって、全員がキエフから逃げ出したわけではありませんから）。その時私は、私たちがこのような態度、このような気持ちであれば必ず勝てる、と思いました。自分はとても怖くて、緊張していましたが。もちろん、知り合いのロシア人にも、よく知らないロシア人にも、ひどく笑われました。私は、はい、私たちは勝利するし、君たちはここに侵入しようとしたことをとても後悔するし、ぼろぼろにやられる、と言った覚えがあります（残念ながら、スクリーンショットはしませんでした）。今でも、いろいろな喧嘩にも関わらず、私たちの国民と私たちの勝利を信じています。まあ、私はいわゆる「バラ色のポニー」なのかもしれませんが、戦争の初期にウクライナが耐えぬいたのは普通のウクライナ人たちのおかげだと思います。その時、私たちが自分を信じずにじっと座ったままでいたならば、いかなる武器も、いかなる政治家も私たちを救うことはできなかっただろう、と思います。今も、私たちが自分の勝利に信じないのであれば、もはや死んでいるということになるでしょう。