ドネツク州のドルジュキウカ市在住です。この夏の間ずっと断水とガス供給停止の状態で、停電もしばしば起こりました。難しかったですが、なんとか慣れました。ガス供給と冬場に暖房があれば、幸いです。電話機にたくさんの本をダウンロードして、ファンタジー小説を読み、異世界に現実逃避しています。私は動物のボランティア活動に取り組んでいて、家にミニシェルターを設営し、道端には担当の野良犬・野良猫がいます。時々猫の手も借りたいほどです。できるかぎり兵士になった人を手助けします。少しだけですから、もっともっと何かしたいです。国家による支援としては、支援物資と一回の金銭支援を受けました。私の動物はボランティア団体が支援しています。彼らがいなければ、生き残ることは不可能です。戦争が始まってから無職になりました。

1．  最初の一ヶ月は恐ろしく、信じられないほどでした。税金調査員、上司連中、公務員、管理職の人々、臆病者やならず者たちが町から逃げていきました。勝利どころか、戦いのためだけにでも全てを捧げてかまわないような人しか残りませんでした。はい、強行偵察団や破壊者、ロシア軍の眠るスパイはいました…。ですが私たち一人一人が立ち上がって、必要な場所に行き、できることをやりました。戦争の42日間が、感覚と行動でいうと、1年半から3年間続いたかのようです。その後ロシア軍が撤退し、地方自治が戻ってきて、もみ消し、違法なやり方が帰ってきました。道路ではアグレッシブな運転、芝生への違法駐車が出てきたりして、町を去りたくなりました。

2．  日常生活上の問題。残った人は、問題が出てくるたびごとに解決しています。ルーティンを変えて、買う/合わせる/変化させる必要があれば、そうします。口喧嘩が増えました。ですが、進んだり、働いたり、子供たちを教えたり、今すべきことをしなければなりません。学んで、自分自身を変えます。小さな子や身体障害者のいる家庭は大変で仕方ありません…。私の母親はちょうど一年前にこの世を去りました。もし、この戦争まで生き残っていたら、私の家族は我慢できないほど恐ろしいことに直面したことでしょう。特別看護ケアを受ける事のできない寝たきり患者は、悲惨です。

3．  国家の役割は破壊的です。200％破壊的です。職場では、停電のせいで倒れそうになっているあらゆる小企業が、付加価値税を切り抜けようと躍起になっています。光熱費では、古い詐欺に加わって、新しいのも出てきました。光熱費増加が禁じられた背景には、その「禁止」が「勧告」に過ぎないと発覚したこと、ガス消費量の水増しに加え、次々と新たな「加入者料金」が出てきたことが挙げられます。別の供給会社からナフトガス・ウクライナへの突然の移行が命じられて、以前の支払いは消えています（涙涙）。

4．  はい、私も仲間も手助けしています。戦争の第一日目からです。全部を挙げると、信じてもらえなさそうです（笑笑）。書いて、ちょっと楽になりました。30分前には今、することが少なくなったのでがっかりしていました。ある時にチェコ人と話していて、不思議な質問されました––––あなたにとってボランティア活動がもたらす利益は何ですか？私にはなかなか理解できなかったのが、なぜボランティア活動が私に何かをもたらさなければなりませんか？私はできることをやります。唯一の心配は、戦場での勝利にとって、私たちがやっていることは足りないのではないかということです。私たちの手助けよりも権力側の汚職や泥棒の方が重く見られていることが怖いのです。一方、奴らは無知の欲張りでこんなことも理解できず、これからもわからないでしょう。