1．  戦時における個人間の関係。

4月に私の銀行口座に突然、医薬品用のお金として支援金が届きました。その薬はもうわが国には輸入できておらず、同類薬を探さざるを得なかったのです。私は新しい人々と知り合いました。ある人々とは今でも付き合いがあります。ある人々とは関心事が違っていて交流がなくなってしまいました。悲しませられるのは、クソロシアが敵ではないなどと考えている人がいるということです。喜ばしいのは、人々から鱗が剥がれ落ちた、ということです。クソみたいなやつは仮面なしで、はっきりとわかるようになりました。誰が清廉潔白かということも音高く響き渡っています。

2．  日常生活の諸問題。

喫緊の課題です。仕事場がないこと、それから、はるかに悪い状況の人が存在すると理解しているため、（自分が）金銭支援を求めることはできなくなってしまいます。ある時期には娘が金銭的援助をしてくれていましたが、今は彼女はあまり楽ではなく、その援助は途絶えてしまいました。なんとか生活しています。格安の食料品購入方法を会得し、食料品店での招待券や割引セールを狙っていますし、衣服は繕いながら使っていますが、特に不平は言いません。

3．  国家の役割。

白髪頭の私にそんな皮肉を言わないでください！そう、私はすっかり髪が白くなりました。そしてさらに私にはパニックの発作が起こるようになってしまいました。その発作はほんの少しでも緊張感が生じると倍増されてしまいます。私は、馬に飲ませるほど大量のハーブベースの鎮静剤や、鎮静用ハーブティーを飲んでいます。息がゼーゼー激しい時には、拳を口にあて息をしています。

4．  私が手助けをしているか。

たいしたものではありませんが、多少しています。例えば、85歳の知り合いの女性がいます。私は彼女に二つばかりセーターを編んであげました。夏から秋にかけて乾燥させたハーブを彼女と分け合いました。また、紅茶を飲みに互いに行き来しています。

店のそばでは、老婆たちが空っぽのプラスチックのコップを持ち、座っています。時々、可能ならばお店から白パン一個や二つばかりのにんじんその他の野菜を持ち出し、譲り渡しています。昨日店のそばで腰の曲った男の人が老いたハスキー犬と座っていて、ダンボール紙には「この仔の餌代をお恵みください」と書かれていました。自分のために野菜を買いに行くところだったのですが、店では骨を買いました。結局、梨二つ、人参二つ、犬のための骨をいくつか買いました。そのことがどういうわけか、心の琴線にひどく触れました。

私は今のところまだまだ、飢えのために死ぬことはありません。ありがたいことに多少痩せただけです（笑）。あなただったらどうしてたでしょう？　その仔は2メートル離れたところで鼻をひくつかせ始めました。私が近づくと、その仔は袋の中に鼻を突っ込んできました。鼻を突っ込んではきましたが、歯で咥えようとはしませんでした。育ちがいいのです。腰の曲った男性は感情が爆発したように、感謝してきました。身体障碍者のための仕事はありません。彼は5000フリヴニャだけ見つけることができましたが（それは100ドル余りに過ぎません）、彼には妻と娘がいるのです。最後には神経に触ったせいで私はパニックの発作が起こってしまいました。話を最後まで聞くことができず彼のところから走り去ってしまうより他ありませんでした。