こんにちは！ハリコフです。

1）  悲しませられていることから始めます。悲しませられるのは、友人が突然友人でも敵でもない存在に思われてしまうことです。戦争が人々の心をむき出しにし、人々は自分の本当の顔を見せ始めたのです。友情の15年間が金銭的表現で評価されてしまいかねないことを認識するのは、時としてとても辛いことでした。ですが、喜ばしいことは、良い人々というのははるかに多いこと、彼らが身近にいること、また、全くの見ず知らずの人々が、こちらが頼んだわけではないのに、単にこちらにその援助が必要だと思われたがために、見返りに何も求めることなく、いつでも援助の手を差し伸べようとしてくれたり、実際に手を差し伸べてくれる、ということです。それは、まるで何かの奇跡のように、喜ばしく、同時に驚くべきことです。

2）  日常生活上の諸問題ですが、何をいうべきか私にはわかりません。それらはありましたし、今もありますし、これからもあるでしょう。毎日それらの問題はさまざまです。ですが主な問題は、電気と通信がないことです。特に親しい人や近しい人々との通信がないときにそれらが喫緊なものとして感じられます。

3）  国家についてですが、次のような例を挙げることができます。私の父は3日前脳卒中のため病床につきました（スームィ州オフトゥイルカの病院にいます）。肯定的な面は、基本的な医薬品はすべて在庫として揃っており、救急車はかなり速くやってきてくれたことです。ですが必ずしも全ての必要不可欠な医薬品が揃っているわけではありませんし、買い足す必要のあった高価なものも、そのような診断を受けて全て間に合わせる必要がありました。病院の設備は新しいのですが、病床と人員の不足が顕著でした。とはいえ、戦前も状況はもっと良かったとは言えません。

4）  もちろん手助けはしていますが、ただ、何を手助けと呼ぶかにもよります。もし母親がお店に急いで行って帰ってくるまでの間、単にその子供と一緒にいるとか、物資や食料を単に分け合うとかであれば、それを手助けと呼ぶのは難しいでしょう。ですが自分なりにわかっているのは、子供にスープを料理できる可能性があるためには、そのようにただ単に与えられた、まさにその1キロのジャガイモがとても大きな支援である、ということです。というのもそれはまさにそれが必要な瞬間に、そこにあったからです。